服ヲ着ル、クリスマスプレゼント買ったトキ
時間的にも精神的にも余裕があるときは
お洒落できます。
素敵な洋服に身を包んで
髪をセットすると
鎧を着た感覚になります。
レストランや洋服店に行くときはお洒落していきます。
品の良い感じにすると、店員さん優しいです。←←←
私もお洒落できて嬉しいです。お洒落する場所、「お出掛け」は重要だと思います。
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先日、クリスマスプレゼントを買いに、電車に乗って駅前のファッションビルと百貨店に行きました。
その日は赤紫色のコート、茶色の革ポシェット、ほかのアイテムは黒で統一しました。このコートは気に入っているのですが、学校へ着ていくには派手すぎてなかなか着る勇気がなく、久々に着れて嬉しいです。
父を祖母と、お世話になっているSさんへのプレゼントです。
父とSさんには、大人たちなので、ブランドものの靴下を買おうと思いました。
父は技術職でスーツは着ないのでフォーマルなアイテムは不必要です。Sさんは人から贈り物をよくもらっているので無難なものは目新しくありません。靴下なら多少派手なカラーでも、家で履いてまったりしてもらう分にはいいかなと考えました。もちろん予算の関係もあります。
値段が高くて品質の良いモノを売っている店は、やはりそれ相応のお客様が来て、店員さんがいて、敷居は高いです。普段人混みをさけて生活している私は、クリスマスの人混みと店員さんのキラキラにとても緊張しました。
プレゼントということならメンズの店にも軽々と入れるのはいいことですね。
はじめに行ったファッションビルでも、20代の店員さんが「クリスマスプレゼント用ですか?」と声をかけてくれました。黒に近いグレーのスーツに黒のタートルネック、店員さんらしい目立たなさをお洒落さ、カールした髪が可愛らしい童顔さんでした。ちょっとドキドキ。
その店は30、40代をターゲットにしている商品は贈り相手には若かったので、その店では買わず、百貨店に行きました。イエローの英国調ストライプ蝶ネクタイ可愛かったなあ。
ラルフローレンとトムフォードの靴下、2つずつ、1つはベーシックな色、もう1つはクリスマスデザインのものを買いました。
祖母には京都の漬物を買いました。中学の修学旅行で買った店でした。
祖母にはモノよりゴハンを喜ばれます。特に漬物は、白飯に合うし、日持ちするし美味しいよね。
疲れたが楽しいお買い物でした。
fin
『ルノワール 陽だまりの裸婦』 を観て。
「ルノワール 陽だまりの裸婦」を観た。
舞台は、ルノワールの絵と同じ色彩だ、と思った。
クリーム色の草木、様々な色の小さな花、河原、湖
日本の長野や北海道などの気温が低くて、山岳地帯なところで見られそうな植生だ。
フランスやイタリアは夏、湿気が少なくて、外でも快適に過ごせるから羨ましい。
ルノワールが、「壊れかけた肉のかたまり」との批判を浴びたと言っていた。
作中で出てきたルノワールの作品は、ふくよかな女性だった。
『浴女たち(ニンフ)』は無駄にふくよかだと思う。
印象派特有の、ぼんやりとした線と色彩はそう受け止められるのか、と驚き、納得した。
ゲシュタルト崩壊ではないが、ずっと見ていたら女の身体がどろどろと溶けて、背景の自然と混じってしまう気がしてくる。
戦地より療養のため帰還したジャンが、デデと恋仲になったときのルノワールの嫉妬は見ていたくなかった。じじいの若い女性に関する嫉妬は醜い。「わたしのモデルだぞ」って、ジャンからしたら「だから何さ」だよね。
ラストシーン、ジャンが戦地へ向かうために家を出で行くとき、使用人からルノワールへとだんだん親しいひと抱擁を交わすのだが、デデについては最後単独で泣きそうな顔のアップが出るだけだ。
ジャンが戦地へ戻った理由については、戦地に残していった友人へのうしろめたさからと説明されているサイトがあったが、
戻ることをデデに告白する前に、ジャンが友達と飛行機にのるシーンがある。とても良い笑顔だった。飛行機に乗ることの楽しさを思い出して、もう乗らないことを惜しく思ったのではなかろうか。
その後、ジャンが映画監督になったことが文章で出た。デデは消えていった、忘れ去られたと紹介されていた。女優志望で画家のモデルで、歴史の表舞台には出られなかった女、なぜか儚く思った。
時代:1915年、wwⅠ期、ルノワールの晩年
登場人物:印象派を代表するフランスの画家、ピエール=オーギュスト・ルノワール、
ジャン・ルノワール(兄)、クロード・ルノワール(弟)、アンドレ(デデ)
原作:画家ルノワールのひ孫で、写真家としても活躍するジャック・ルノワールが執筆した画家ルノワールの伝記的小説「LE TABLEAUX AMOUREUX」